総合評価。

さすがにそのままずっと。

というわけにはいかなかったが

かなりの時間をお店で潰したと思う。

「今日はありがとうございました。」

「いえいえ、のほほんさんと喋ってると楽しいです。こちらこそありがとうございました。」

「またご飯お誘いしますね。」

「ありがとうございます。また連絡お待ちしています。」

いつも会っている友達と別れるように別れた。

今日1日を振り返りながら電車で帰宅する。

七菜子さん、あの話の部分を除けば

悪くない人だと思う。

まああれも善意に解釈すれば、いずれ一緒に生活するのであれば知っておいてほしい。

知っておくべき話なのかもしれない。

少し思ったのは事前に告知が必要なほど機嫌が悪くなるのかな?という懸念だ。

これは実際に体験しないとわからないか。

言わなかったことが原因で、過去に何かあったのかもしれないし、どうしてこういう流れになったのかわかるすべもない。

全部憶測の段階だ。

ちょうど行ってみたいお店もあるので

今のところは次も食事のお誘いをしてみようと思う。実は今日のことはすべて彼女の演技で

七菜子さんから断られると終わりなのだが。