「稲荷屋」のムール貝
また1人になってしまった「稲荷屋」さんへ後輩さんは接客が向かなかったとかで…
ムール貝を使った限定をいただく。
今回、ラーメンの名前なかったね
野菜と炊いたムール貝のスープに平打ち中細麺。
染み渡るような出汁。
カダイフというトルコのお菓子の材料を鳥の巣に見立て、中にはグリーンピースのペーストを詰めた鶏団子を芽キャベツでくるんだもの。
鶏団子は本当は逆に凍らせたグリーンピースのペーストに挽き肉をまとわせて作るそうな。
いや、面白い。
いろいろ勉強になります
高橋店主の叔父さんは成田山新勝寺で精進料理の料理長をされてるとかで。
日本の料理というのは実は歴史がまだ浅いうえに、食材がいいから西洋とはまた赴きが違うらしい。
西洋はあまりよろしくない食材をいかに美味しくするかという歴史が紀元前から続いているから調理技法が進んだ、というのが高橋店主の弁。
水の話、鶏の話、高橋店主は本当に面白い。なかなかこういう話できる人おらんからね。